読み方のこと。
称呼とは、商標の読み方のことです。称呼は、商標の類比判断の要件の一つです。双方の商標が似ているかどうかは、外観、称呼、観念を総合的に考察して判断します。例えば、「MIU」という商標からは、「エムアイユウ」「ミウ」などという称呼は生じます。また、「紅梅」については、「ベニウメ」と読む場合でっても、「コウバイ」という称呼も生ずるものとして類否判断が行われます。