任意代理人の代理権を証明する書面のこと。
手続きをする者がその者の代理人に対し、一定の手続きについて代理権を授与したことを証明する書面のことです。委任状を必要とする手続きは、特許法9条(代理権の範囲)に掲げる、いわゆる不利益行為についてです。例えば、出願の変更、放棄若しくは取下げなどの手続きは、委任用が必要となります。一方で、出願手続には委任状は必要ありません。