立体商標とは、立体的な商標のことです。立体的な商標も商標法上の保護対象として商標として登録が認められます。立体的商標の出願をする場合は、願書にその旨を記載します。また、その商標を一又は異なる二以上の方向から表示した図又は写真を記載する必要があります。
立体商標と認められない例
- 願書に記載した商標が、立体的形状を表したものと認められない場合
- 願書に記載した商標が、立体的形状と文字、図形、記号が分離して記載されたものと認められる場合
- 願書に記載した商標に複数の図が記載されているが、各図の示す標章が合致しない場合
- 商標が、指定商品中の一部の商品等の形状からなるが、その他の指定商品等においては商品等の形状として想定し得ず、かつ、商品等の広告としての使用も当然に想定し得ない場合